人工授精後の分泌物が多い場合は妊娠の可能性があり、婦人科系の炎症や婦人科系の腫瘍も除外する必要があります。
1.妊娠:妊娠すると、体内のエストロゲンとプロゲステロンの濃度が著しく上昇し、子宮頸管や膣の粘膜腺からの分泌物が増加するため、妊婦は膣分泌物の増加を感じることがあります。 しかし、分泌物の増加だけを頼りに妊娠を診断することはできません。明確な診断を下すには、血液中のHCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)、尿中のHCG、婦人科超音波検査などが必要です。
2.婦人科炎症:膣炎、子宮頸管炎、骨盤炎などの婦人科炎症に罹患している場合、炎症の刺激により、局所組織のうっ血や水腫を引き起こし、分泌腺の分泌が増加するため、膣分泌液が増加し、膣のかゆみ、腹痛などの症状を伴うことがあります。
3.婦人科腫瘍:子宮頸がん、子宮内膜がんなどの婦人科腫瘍に罹患している場合、腫瘍細胞の壊死、感染、脱落により、膣分泌物が増加する症状が現れることがあります。
人工授精後の分泌物の増加には、他の原因も考えられますので、病状を長引かせないためにも、早めに医師に相談し、関連する検査を行い、専門医の指導のもとで病気の原因をはっきりさせ、治療することをお勧めします。