前立腺肥大症には独自の漢方薬の第一選択というものはなく、対症療法のみで良い結果が得られる。 前立腺肥大症は漢方では「尿閉」の範疇に属し、前立腺肥大症の患者は尿閉錠や人参湯カプセルなどを服用することができる。 1.尿閉・下痢止め:腎を益し、血行を盛んにし、熱を去り、淋病を治す。 腎気の失調による尿閉,湿熱瘀(湿邪と熱邪が溜まって瘀となる),腰膝の痛みや脱力感,頻尿,尿意切迫感,排尿痛などの症状があり,急性の腹痛を伴う場合に用いる。 個人差はあるが、服用後に軽い口渇、胃部不快感、軽い下痢があるが、薬の継続には影響しない。 2.苓桂朮甘湯:清熱除毒(体内の熱や毒素を取り除くこと)、誘湿、清燥の作用がある。 湿熱の蓄積(体内の湿と熱とが互いに蓄積しあうこと)によって引き起こされる淋病の症状(頻尿、垂れ流し、痛み)で、排尿困難(排尿がスムーズでない)、垂れ流し、痛み、血尿などの症状が見られるほか、下部尿路感染症、慢性前立腺炎などでも上記の症状を伴う場合に用いることができる。 妊娠中の女性は慎重に服用する必要があります。 上記の薬は、漢方医による鑑別の後、合理的に使用する必要があります。