虚証は病気の経過、精神、声、痛み、発熱、悪寒(寒さを恐れる)、舌、脈などで区別できる。 虚証の鑑別と病気の実態については、臨床医に相談すべきであり、自己判断で診断を遅らせてはならない。
1.罹病期間:虚証の場合は罹病期間が長く、実証の場合は短いことが多い。
2.精神:虚証は精神的抑うつ、実証は精神的興奮。
3.音と息:虚証の音と息は低く微弱で、実証の音と息は高く太い。
4.痛み:虚証の痛みは押されるのを好み、固証の痛みは押されるのを拒む。
5.熱:虚証の熱は五心熱(両手の心、両足の心が熱く、心臓と胸が熱い(過敏で息苦しい))で、午後は微熱であるが、固証の熱は蒸し暑く強い熱(自意識が熱い)である。
6.悪寒:虚証では、寒さを恐れる、火のそばに服を置く(服を増やし、火のそばなど暖かいもののそばに置く)が軽減するが、固証では、悪寒、火のそばに服を置くは軽減しない。
7.舌:舌は、虚証では苔がほとんどなく柔らかいが、固証では苔が厚く古い。
8.脈:脈は虚証では弱く、固証では強い。
虚証の鑑別は臨床医に相談し、診断を遅らせてはならない。