トリグリセリドができるまで

トリグリセリドの形成には、食物からの直接摂取と他の物質からの合成という2つの主な方法がある。
1.食物からの直接摂取:脂質食品中のトリグリセリドや長鎖脂肪酸は十二指腸下部から空腸上部で吸収され、一連の異化・合成過程を経てトリグリセリドが形成される。
2.他の物質を用いた合成:主にグルコースの異化によって生成される3-ホスホグリセロールを出発物質として、まず肝臓で1,2-グリセロールジエステルが合成され、最後にトリグリセロールジエステルの水酸基をエステル化してトリグリセリドが合成される。
トリグリセリドは、体内の多くの脂質とグルコースの合成と異化の中間生成物であり、その同化と異化は、正常な状態では常に動的なバランスを保っている。