高齢者のガラス結節の治療法

高齢者で肺にすりガラス状の結節を認める場合は、その原因に応じて治療が行われる。 高齢者の地中硝子体結節は、肺感染症、結核、肺がんなどが原因となる。 1.肺感染症:喀痰、発熱、咳などの臨床症状。 CTで地肌結節、白血球高値、C反応性蛋白高値を認める。 レボフロキサシン、セフメタゾール、セフトリアキソンなどの抗生物質による治療が必要。 2.結核:微熱、寝汗、咳、喀血などの症状がある。CTで空洞、石灰化病巣、または地肌のみの結節を示すことが多く、イソニアジド、リファンピシン、ストレプトマイシン、ピラジナミドなどの抗結核薬で治療する。 3.肺がん:主に喫煙歴のある中高年に見られ、胸痛、やせ、咳、喀血などの症状が現れる。気管支鏡検査、肺がん五項目検査、胸部CT検査などの検査を充実させ、必要に応じて肺穿刺、喀痰細胞診などを行い、明確な診断を下す必要がある。第一選択の治療は手術であり、非小細胞肺がんであれば、第一選択の治療は放射線治療である。 高齢者で肺に地肌結節がある場合は、自己判断で薬を使用せず、病状を遅らせることのないよう、医療機関を受診する必要がある。