胆嚢壁の肥厚とは、胆嚢壁の厚さが3mmを超えることを指し、急性・慢性胆嚢炎、胆管結石の反復刺激、胆嚢壁の損傷などにより、胆嚢粘膜の水腫、線維化、過形成、肥厚が繰り返されたり、胆嚢壁自体にポリープができて肥厚することが多い。
一般的に、胆嚢壁の肥厚が4mm未満で、治療しなくても臨床症状が見られない場合、4mmを超える場合は外科的に切除する必要がある。 硫酸マグネシウムやウルソデオキシコール酸のような抗炎症薬や胆汁分泌促進薬を服用することで症状をコントロールすることは可能であるが、肥厚した胆嚢壁を正常に戻すことはできない。
胆嚢壁が肥厚している患者は、生活習慣を整え、過食を避け、低脂肪食を摂り、アルコール摂取量を減らし、適度な運動をする必要がある。心窩部痛、吐き気、嘔吐、食欲不振、黄疸などの異常症状が現れた場合は、病院を受診し、医師の指示に従って適時に治療を受けることをお勧めする。