肋骨骨折か軟部組織挫傷かの判断は、変形の有無、骨摩擦音や骨摩擦感、異常活動性、画像検査などから行う。
1.変形:骨折とは、骨の全体または一部が連続的に折れることで、骨折端のズレによって生じる局所の変形をいう。 軟部組織挫傷とは、筋肉、靭帯、筋膜などの組織の損傷、末梢神経や血管のさまざまな状態を指し、変形はない。
2.骨擦音・骨擦感:骨折後、可動性の骨折端が擦れ合うため、骨擦音・骨擦感が生じる。 しかし、軟部組織挫傷では骨擦過音や骨擦過感はない。
3.動きの異常:肋骨骨折の場合、肋骨の構造が破壊され、痛みもあるため、患側の動きが制限されたり、動かせなくなったりすることが多いのですが、軟部組織挫傷の場合、痛みもありますが、患側を動かすことは可能です。
4.画像検査:胸部X線検査、胸部CT検査、肋骨の3D再構成検査などで、肋骨の骨折や位置のずれをはっきりと観察することができます。
肋骨が折れているかどうか、肋骨の位置がずれているかどうかをはっきり観察することができる。