シスタンチークとチェストベリーの組み合わせは?

腎陽虚,精血不足で虚熱が現れない患者には,医師の指示に従い,柴胡加竜骨牡蛎湯とチェストベリーを併用することができる。
柴胡加竜骨牡蛎湯は、腎陽を補い、精血を益し、腸を潤し、腸を弛緩させる作用があり、腎陽虚精血による腰痛や膝痛、精神うつ、冷え症、インポテンツ、精子無力症などのほか、高齢者の腎虚腸乾燥、産後の血虚、病後の水分不足による便秘などに適する。
シスタンチェは、陰虚(体内の陰と精が不足し、火が亢進している)で、便がゆるく(便が細く、形が整っていない)、下痢をする人には勧められず、胃腸や胃の熱が固まり、熱節を伴う便秘の人には勧められない。
チェストベリーは、肝腎を滋養し、眼を冴えさせ、毛髪を黒くする効能があり、主に肝腎陰虚(肝腎の陰が不足すること)に起因する、ひげや毛髪の早白化、眼の黒ずみ、眼の不鮮明さなどの治療に用いるほか、肝腎陰虚に起因するめまいや不眠、動悸(心臓の鼓動が速く、しばしばパニックを伴う)、疲労感、微熱や午後熱、虚熱の内乱などにも用いる。 本品の副作用と禁忌は明確ではない。
不快な症状は、症状の遅れを避けるため、自己投薬ではなく、医師のエビデンスに基づいた薬剤選択の指導のもと、適時に医師の診断を仰ぐべきである。