肝火のために徹夜しなければならない場合は、肝火を清める作用のある漢方薬、例えば菊花、ミムラス、夏桂草などをお茶として選ぶとよい。 1.菊花:散風清熱、清肝明視、清熱除毒(体内の熱や毒素を取り除く)の効能があり、風熱邪、頭痛やめまい、目の充血や痛み、目のかすみ、癰腫毒(一般に皮膚や軟部組織の化膿性細菌感染症)などに適する。 副作用や禁忌は明確ではない。 2.麦門冬(ばくもんどう):清熱除火(体内の熱や火を取り除くこと),養肝明目,除白内障などの効能があり,目が赤く腫れて痛む,涙もろい,目の白内障,肝虚による目の暗さ,目のかすみなどに適する. 副作用ははっきりしないが、陽虚、妊婦は要注意。 3.夏姑草:清肝下痢,明目,散結節,鎮腫の作用があり,目の充血腫脹,頭痛めまい,瘰癧(主に頸部リンパ節の結核を指す),胆腫(甲状腺腫瘍に相当),癰腫,乳房癆(乳房の痛みやしこりで,月経周期や感情・気分の変化と密接な関係があり,乳腺過形成に相当),乳房の膨満感などに適す。 副作用ははっきりせず、脾胃虚弱の人は注意が必要である。 なお、生薬煎じ茶は有効成分の析出に限界があり、漢方薬としての治療効果には代えられない。 上記の医薬品は医師の指導のもとに使用すること。 肝火亢進のある人は、かかりつけの病院を受診し、専門の医師の治療を受けることをお勧めします。