川崎病療養中にアスピリンで発熱した場合の対処法

川崎病の回復期にアスピリン投与で再び発熱した場合は、他の要因がある場合を除き、川崎病の再発と考えるべきであり、免疫グロブリン静注による再治療が必要である。 免疫グロブリン静注療法とアスピリン静注療法を行っても発熱が持続あるいは再発する川崎病患者の中には、免疫グロブリン静注療法1回で改善する症例もあり、免疫グロブリン静注療法を複数回行っても発熱が完全にコントロールできない難治性川崎病患者では、グルココルチコステロイドや抗TNFα薬(インフリキシマブ、エタネルセプトなど)を追加する必要がある。 川崎病で発熱を繰り返す患者は冠動脈の異常や長期的な後遺症のリスクが高く、一般に治療薬は必ずしも望ましい治療効果を達成しない。理想的には、このような患者は冠動脈の異常が起こる前に前向きに同定し、血管障害を予防または軽減するための補完療法を開始できるようにすべきである。 結論として、患者の体温を治療期間中および回復期間中の長期間にわたって注意深くモニターし、心臓および冠動脈の血管系を定期的に検査し、異常があれば速やかに介入すべきである。