アンチトロンビンIIIが低下すると、血液の抗凝固作用が弱くなる。 原因としては、先天性AT-III欠損症、肝硬変などがある。治療としては、ヘパリンなどの薬物療法、外科的治療などがある。 アンチトロンビンIIIは抗凝固系の重要な成分であり、正常値は260~320mg/Lである。プロトロンビンの値が低下している場合は、体内の異常を示唆することが多い。 1.先天性AT-III欠損症は常染色体優性遺伝の疾患で、発症年齢が若く、10歳くらいから異常が出現する。 外傷や手術後に静脈血栓症を起こしやすい。 2.肝硬変:肝硬変のような重篤な肝疾患ではアンチトロンビンの濃度が低下することが多く、しばしば重症度と相関する。 具合が悪くなったらすぐに病院に行くべきである。