乳様突起炎とは?

乳様突起炎は乳様突起空隙の粘膜と骨に生じる急性の化膿性炎症性疾患で、多くは急性化膿性中耳炎から発症する。 症状としては、乳様突起の圧迫感や痛み、発赤、腫脹などがあります。 乳様突起炎は、中耳の炎症が乳様突起に波及し、抵抗力が低く、病原細菌の能力が高く、排膿が悪いために乳様突起に炎症が起こる疾患です。 乳様突起の発赤や腫脹、圧迫感や疼痛、難聴、耳膿、発熱、吐き気、嘔吐などの症状がみられます。 重症例では、耳介後骨膜下膿瘍、化膿性髄膜炎、硬膜外膿瘍、脳膿瘍、顔面神経麻痺などの疾患を合併することがあります。 乳様突起炎の治療は抗生物質療法が中心で、細菌検査の結果を参考に適切な抗生物質を早期に大量投与し、点滴静注する。鼓膜切開や穿孔部の閉塞除去など局所排液の改善にも注意を払い、感染がコントロールできない場合や合併症が疑われる場合は、直ちに単純乳様突起切除術を行う。