回盲部潰瘍は、潰瘍性大腸炎、クローン病、腸結核などが原因で発症し、腹痛、下痢などの症状を伴うことが多い。 1.潰瘍性大腸炎:医師の指導のもと、メサラジン、サリチルアゾスルファピリジン、オキシベートナトリウムなどで治療する。 出血、穿孔、がんなどの重篤な合併症がある場合は、手術を行うこともある。 2.クローン病:クローン病でも回盲部に潰瘍ができることがある。 医師の指導のもと、コルチゾン、ヒドロコルチゾン、デキサメタゾンなどの糖質コルチコイド薬で治療する。 3.腸結核:腸結核は回盲部に潰瘍を生じ、ピラジナミド、エタンブトール、ストレプトマイシンなどの抗結核薬を組み合わせて治療する必要がある。 回盲部潰瘍のある患者は、直ちに医師の診察を受け、医師の指導のもとに標準的な治療を適時に行うべきである。