乳癌検診で異常がないのに腋窩リンパ節転移がある場合、リンパ節の反応性過形成、リンパ節感染、腋窩リンパ節転移が考えられます。 1.リンパ節の反応性過形成:炎症が原因で起こるわきの下のリンパ節の反応性過形成で、通常、炎症が治まるとリンパ節は自然に縮小します。 2.リンパ節感染:細菌やウイルスに感染したリンパ節も、わきの下のリンパ節腫大を起こします。 この場合、わきの下のリンパ節の大きさと直径は増大しますが、リンパ節同士の癒合はみられません。 この場合、外科的切除が必要になることがあり、その後病理検査でリンパ節に感染している細菌やウイルスの種類を調べます。 3.腋窩リンパ節転移:最も多いのが腋窩リンパ節転移です。 乳がんの検診で、原発巣の位置がわからず、腋窩に腫大したリンパ節が感じられ、痛みもなく固い場合は、転移リンパ節が腋窩リンパ節と癒合している可能性があります。 また、リンパ腫などの原発リンパ系の疾患も考慮する必要があります。 乳がん検診で異常がなくても、腋の下にリンパ節がある場合は、病状を長引かせないためにも、時間を見て病院で精密検査を受け、原因を除外する必要があります。