高齢者の手足のむくみの原因は?

高齢者の手足のむくみの原因には、心原性、腎原性、肝性、内分泌性、ジストロフィー性、結合組織性、機能性水腫などがある。 心原性水腫は心筋症や心不全などの心疾患患者に、腎原性水腫は腎炎や腎症患者に、肝性水腫は肝硬変などの肝疾患患者にみられ、その水腫は腹水が主体であるが、手足の水腫も起こりうる。 内分泌性水腫は甲状腺機能低下症や原発性アルドステロン症で、栄養不良性水腫は結核やがんなどの慢性消耗性疾患で、結合組織性水腫は全身性エリテマトーデス、強皮症、皮膚筋炎でみられる。 高齢者の機能性浮腫は、高齢者によくみられる浮腫の一種であり、正常な生理的変化である。 高齢者の身体機能の老化によって起こる自然現象であり、一般に重症度は低く、回復も早い。 高齢者に手足の浮腫が発生した場合は、生理的な原因を除外した上で、注意を払い、適切な時期に医師に相談することが大切です。