低身長や発育異常などの成長ホルモン異常が疑われる患者さんには、下垂体が正常であっても成長ホルモン検査を行うことが推奨される。 成長ホルモンは脳下垂体から分泌され、成長と発育、タンパク質の合成、脂肪とミネラルの代謝を促進することができる。 脳下垂体の異常は成長ホルモンの分泌異常につながる可能性があり、例えば、脳下垂体成長ホルモン欠乏症は小人症の原因となる。 しかし、下垂体が正常であっても成長ホルモンが正常であるとは限らず、視床下部の異常、体の他の部位の腫瘍、遺伝的代謝疾患など、他の病態によって成長ホルモンの異常が引き起こされることもある。 したがって、低身長、発育異常、先端巨大症などの成長ホルモン異常が疑われる患者さんでは、たとえ下垂体が正常であっても、成長ホルモンを調べることをお勧めします。 成長ホルモンの異常が疑われる場合は、病院を受診し、関連する検査と本人の臨床症状を合わせて総合的に判断してもらうことをお勧めします。