強調CTでは前縦隔結節が良性かどうかを判断することはできない。 しかし、前縦隔結節が血管貫通を伴っている場合は、 強化CTを施行することで結節の性質を判断し、その後の 治療の根拠とすることができる。 また、結節の性状は、結節の形状、大きさ、密度によって最初に判断することができ、もちろん、結節が良性かどうかを判断するために生検を行うこともできる。
1.強調CTスキャン:悪性結節は豊富な血液供給を持っており、血管が結節を通過する場合、悪性腫瘍を強く疑う必要があります。 強調CTスキャンは血管と病変の縁をより明瞭に映し出すことができ、結節が良性か否かの鑑別に役立つ。
2.経験的判断:一般的に良性結節は直径が小さく、境界が明瞭で比較的均一な密度を示し、悪性結節は一般的に直径が大きく、境界が不明瞭で均一な密度を示さない。
3.穿刺生検:径の大きな結節で、良性か悪性かの区別がつかない場合は、CTガイド下穿刺生検を行い、病理検査の結果で良性か悪性かを判断する。 結節が大きすぎて圧迫症状を生じている場合は、直接外科的切除を行い、術後の病理検査で結節の性質を判断することができる。
強調CTでは前縦隔結節が良性かどうかを判断することはできないので、前縦隔結節の発見を遅らせることのないよう、速やかに受診すべきである。