通常、逆流性食道炎の症状が軽い患者であれば肉体労働は可能であるが、より重篤な症状や合併症を持つ患者は重労働を避けるべきである。 逆流性食道炎は胃食道逆流症(GERD)の一種で、胃十二指腸内容物が食道に逆流することによって起こる。 逆流性食道炎は食道症状と食道外症状に分けられ、食道症状には酸逆流、胸やけ、胸痛、嚥下障害などがあり、食道外症状には慢性咳嗽、特発性肺線維症、喘息などがある。 逆流性食道炎の症状が軽い患者に対しては、通常の仕事に支障をきたさない程度の力仕事は可能であるが、逆流の症状を悪化させないために、前かがみの姿勢や体重をかけるなどの腹圧を高めるような肉体労働は避けるべきである。 急性発症や重症の場合は、症状を悪化させないように、重労働を避けるようにする。