短いPR間隔とは

PR間隔が短いとは、心電図に示されるPR間隔の持続時間が短いことであり、正常である場合もあれば、前駆興奮症候群などの状態である場合もある。 一般に、短いPR間隔は心電図上、すなわちP波の始まりとQRS波の間にしばしば見られ、正常なPR間隔の正常値は0.12~0.20s、120~200msの間である。 PR間隔が0.12秒未満の場合はPR間隔が短い。 PR間隔が短くても正常な場合もあり、小児や青年、一部の妊婦にみられる。 頻脈性不整脈がなければ、通常、治療せずに定期的に経過をみることができる。 PR間隔の短さは、PR間隔の短さを特徴とする前駆 動悸症候群でもよくみられる。 Pが上室性頻拍や心房細動などの頻脈性不整脈の再発を伴う場合は、アミオダロンなどの薬物でコントロールし、必要であれば電気的経胸壁アブレーションや高周波アブレーションで治療する必要がある。 PR間隔が短い場合は、さらなる検査や治療について医師の指示に従うことが推奨される。