心房細動の厳密な重症度は、特定の病態によって決定される。 患者は長期間無症状のままであることもあれば、心室性不整脈、急性心不全、血栓塞栓症などの重篤な病態を発症することもある。 心房細動の患者は一般に心拍数が正常で、長期間無症状であるため、健康診断で心房細動が発見されることもある。 この病態の重症度は比較的軽いが、血栓塞栓症のリスクがある。 心房細動患者の心室拍動数が毎分150回を超えると、心筋虚血による狭心症、急性心不全による呼吸困難、肺水腫などの比較的重篤な状態が起こりうる。 心房細動が長引くと心室性不整脈に移行し、低血圧、疲労、ひどい場合には心原性ショックに至ることもある。 さらに、心房細動患者はしばしば心房付属器血栓を伴う。 外れた血栓は動脈血とともに循環に入り、脳塞栓症、上腸間膜動脈塞栓症、四肢塞栓症などの血栓塞栓症を容易に引き起こす。 脳塞栓症は最も重篤で、片麻痺や死に至ることもある。 心房細動には多くの危険性があるため、病状を悪化させないためにも、早めに医療機関を受診し、医師の指示に従うことをお勧めします。