鶏内金(けいないきん)、サンザシ(山査子)、陳皮(ちんぴ)を一緒に服用すると、小児下疳(小児の慢性病で、やせ、食餌異常、腹部膨満感、薄毛・黄化、下痢・腹痛、寒痰・咳などの症状が現れる)に効果がある。
鶏内金、サンザシ、陳皮はいずれも漢方薬で、鶏内金、サンザシ、陳皮の3つを一緒に服用すると、3つの共通の効果が得られる。
鶏内仁は食を除き胃を丈夫にする作用、収斂精、止精(精液を固め、精子無力症を防ぐ)の作用がある。 腎虚の小児下疳、結石症(頻尿、垂れ流し、収斂痛)、精液漏出症に用いるが、脾虚で積滞のないものには適さない。
サンザシは食滞を除き、気の巡りを促進し、瘀血を散じる作用があり、食滞、下痢腹痛、胸腹部の血の滞りなどに用いるが、脾胃が虚弱で気滞がなく、胃酸の分泌が亢進しているものには注意が必要である。
柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)は、気を整えて脾を強め、湿を乾かして痰を除く(湿を乾かして痰を除く)作用があり、脾胃の気滞、噯気(しゃっくり)、胸脇苦満(胸が詰まるような痛み)、寒痰を伴う咳嗽などに用いる。 ただし、気虚・陰虚で空咳のある人には適さず、吐血のある患者には注意が必要である。
漢方薬の盲用による弊害を避けるため、患者は漢方薬の診断のもとで鶏内金サンザシ果皮を服用することをお勧めする。