心の宿敵とは何か

心気滞は中医学ではうつ病の範疇に属し、臨床ではいわゆる「宿痾」はない。 心気滞と診断された場合は、積極的に医師と協力して治療にあたるべきである。 心気滞は臨床症状によって、心神混迷、心陰虚、心脾虚の3つに分けられます。 1.心霊混迷:心霊が落ち着かず、精神が恍惚とし、疑心暗鬼で驚きやすく、短気で怒りやすいなどの症状が現れることが多く、心を養い精神を安定させ、甘美で潤いがあり、切迫した状況を緩和する作用のある甘麦大棗湯を処方して治療することができる。 2.心陰虚:動悸や物忘れ、不眠や夢精、情緒不安定、五心熱(手足の心臓が熱く、心臓や胸が勝手に熱くなる)、寝汗(入眠後に異常に汗をかくが、起床後に汗が止まる)、口の渇きなどの症状が現れることが多く、天王新斗丹という処方を用いると、養陰養血の作用があり、心を養い、精神を安定させる効果があります。 3.心脾両虚:めまいや倦怠感、動悸や臆病、疑心暗鬼、不眠、物忘れ、色気不足、食欲不振などの症状が現れることが多く、脾を強め、心を養い、活血化気を養う効果のある奇脾湯で治療することができる。 上記の処方の副作用は不明である。 心気鬱滞と診断された場合は医師の治療を受け、副作用を避けるため自己判断で使用しないこと。 内関、合谷、神門、三陰交のツボへの鍼も、専門の医師が補助的な治療として用いることができる。