キョロキョロする水は不味い食事なのか?

希釈した水をかき混ぜて下痢を考えるが、間違ったものを食べるのは理由の一つに過ぎず、病気の発症と期間、便の数と性質、付随する症状に基づいて原因を特定する必要がある。
1.発症と期間:急性の下痢は、発症が早く、期間も短く、通常1日以内であり、フグ、魚の内臓、リン、鉛などを食べるなどの食中毒が主な原因である。
慢性下痢は発症が遅く、2ヶ月以上続くもので、多くは慢性感染症、非特異的炎症、腸腫瘍、例えばクロストリジウム・ディフィシル感染症、慢性アメーバ赤痢、クローン病、悪性腫瘍などによるものである。
2.便の回数と性状:不潔な食べ物を食べたことが原因で起こる急性の感染性下痢は、1日に数回から数十回の排便があり、便はほとんどがペースト状か水様性で、膿や血が混じるものもある。
慢性下痢は、慢性桿菌性赤痢などの慢性感染症やクローン病などの慢性消化器疾患でみられることが多く、水様便や希釈水様便になることもある。慢性下痢は、甲状腺機能亢進症、ガストリノーマ、全身性エリテマトーデスなどの全身疾患でもみられることがある。
3.よくみられる随伴症状
(1) 発熱:主に急性感染症、腸結核、腸リンパ腫、クローン病、敗血症などでみられる。
(2) 著しい体重減少:小腸疾患や悪性腫瘍の可能性を考慮する。
(3)腹部腫瘤:腸の悪性腫瘍、クローン病、腸結核を考える。
(4) 皮下出血斑:アレルギー性紫斑病に多い。
そのほか、上記の病態に他の原因がある場合もある。 下痢の原因は複雑であるため、症状が現れたら、通常の病院でさらに詳しい診断と治療を受けることをお勧めする。