鼻水を胃に吸い込むと頭蓋内感染症になる?

通常、鼻水を胃に吸い込んでも頭蓋内感染は起こらない。 しかし、鼻から脳脊髄液が漏れている場合は、同様の行為は勧められない。 鼻水を胃に吸い上げると消化器系に入り、食道から胃、腸を通過して排出されるため、頭蓋内感染を引き起こすことはない。 頭蓋内感染症の原因は、脳への外傷や蚊に刺されることである。 頭部や顔面に外傷を受けた場合、細菌や毒素が血流に入り、頭蓋骨に移動して頭蓋内感染を引き起こす。 通常であれば、血液脳関門があるため、頭蓋内感染に罹患することはない。 ひとたび頭蓋内感染を起こすと、重症の脳炎や髄膜炎を起こすことがあり、この時は血液脳関門が存在するため、通常の薬剤が脳内に入って活躍することが難しく、救命が困難なことがほとんどである。 しかし、脳脊髄液の鼻漏がある場合、同様の行為をすると感染のリスクが高まる可能性がある。 鼻水は消化器系に入り、胃液や腸液などの消化液によって殺菌されるため、一般的には問題はない。 しかし、誤嚥を起こさないように注意する必要がある。 誤って喉に詰まらせると、気管から肺に入るため、肺感染症を引き起こす可能性がある。 患者は気分が悪いと感じたら、すぐに病院に行くべきである。