SLEは神経系を侵し、ある程度の障害を起こすことがあるので、積極的な治療が必要である。
SLEは自己免疫性の結合組織病で、生殖年齢の女性に多くみられ、多臓器に障害をおこし、皮膚、腎臓、循環器など多臓器に障害をおこす。 急性期や末期のSLEでは神経学的な症状を示すこともある。
SLEで神経障害が起こると、軽症の場合は片頭痛、性格変化、記憶障害、軽度の認知障害などがみられ、重症の場合は脳血管障害、昏睡、てんかん状態などがみられ、病気の予後や患者のQOLに大きな影響を与えるので、SLE患者の神経障害は非常に重要視されるべきである。
SLEの患者さんに関連した症状がある場合には、できるだけ早く病院のリウマチ・免疫科を受診し、医師の指導のもとに標準的な治療を受ける必要がある。