尺骨陰性変型は尺骨変型のひとつである。 尺骨変型には、尺骨陰性変型、尺骨中立変型、尺骨陽性変型がある。 尺骨陰性変型とは、X線検査で尺骨頭が橈骨より短い(尺骨頭の関節面の平行線がS状結節の最遠位関節面の平行線より低い)ことを示す陰性変型、尺骨頭が橈骨より長いことを示す陽性変型、両者が等しいことを示す中立変型を指す。 尺骨ネガティブバリアントと尺骨ポジティブバリアントは、月状骨の虚血壊死、尺側手根インピンジメント症候群、手関節不安定症の可能性を高める。 手首の動きの制限や手首の局所的な痛みなどの症状がある場合は、明確な診断のためにX線撮影を行い、症状の改善と痛みの緩和のために早期の治療を行うことが推奨される。