思春期のビタミンDは骨を閉じるか?

思春期にビタミンDを摂取しても、通常は体内のホルモン調節によってコントロールされている骨閉鎖は起こらない。 ビタミンDの体内での主な役割は、消化管でのカルシウムの吸収を促進することである。 骨組織には大量のカルシウムとコラーゲンが含まれており、カルシウムは骨組織を成長させる原料である。 しかし、カルシウムは骨の成長の調節には関与しておらず、主に体内のサイロキシンと成長ホルモンのレベルによって制御されているため、長い骨の成長板は骨の端で別々に成長する。 発育が終わるとホルモンレベルが低下し、成長板は成長を止め、骨は閉じ、それ以上成長しなくなる。 その他、骨折、炎症、腫瘍などの悪因子も骨の早期閉鎖を引き起こし、病的な骨閉鎖となることがある。