張熹春の処方で胃腸病の治療によく用いられるのは、活血活血湯と昇苓湯である。
1.活血化瘀、通経、解痛 この処方は張希春の『中医導引録』に収載されている処方で、当帰、サルビア、ボスウェリアセラータ、没薬を配合し、主に気血の滞りによる心胸胃痛の治療に用いる。 妊婦には適さないので注意が必要である。
2.昇脾湯:この処方は張希春の中中医感冒路に収載されている処方で、黄耆、炙甘草、柴胡、防風、知母などからなり、脾を強め、肝を浚い、気を整える作用があり、主に肝脾の虚弱、胸脇苦満、食欲不振などの治療に用いる。
使用上の注意として、服用期間中は辛いものや刺激の強いものは避ける。
胃腸障害のある患者には、エビデンスに基づいた治療を行うため、専門医の指導のもと、通常の病院で診察・治療を受けることを薦める。