三叉神経痛は、三叉神経の分布域に電気ショック様の、ナイフのような、涙のような痛みが起こるのが特徴で、突然に起こり、1回につき数秒から数十秒持続し、間隔は全く正常である。 鑑別診断法としては、身体診察、神経学的診察、臨床症状などがある。 1.三叉神経痛は歯痛との鑑別が必要であるが、歯痛の身体所見では、歯肉の腫脹・疼痛、開口制限などの症状がある。 2.三叉神経炎も顔面痛が持続するが、神経学的検査では三叉神経分布域の知覚低下が認められる。 3.舌下神経痛と三叉神経痛は痛みの性質は同じであるが、舌下神経痛は通常扁桃窩と舌根に存在する。 4.翼口蓋神経痛も三叉神経痛と区別しなければならないが、翼口蓋神経痛は灼熱感、持続性、不規則性である。 以上のような症状のある患者さんは、病状を長引かせないためにも、明確な診断と適時の治療のために、時間内に医師に相談することをお勧めします。