寝つきが悪いのは、必ずしも肝火が高いからではなく、心脾両虚(心脾の虚弱)、痰熱が心を乱す、心腎不和(心火腎陰虚、心腎の生理機能の失調)などが原因の場合もあり、患者の臨床症状と合わせて判断する必要がある。 入眠困難は不眠症に属する。 入眠困難がイライラ、口渇、苦味、胸や肋骨の痛みなどの症状を伴う場合は、肝火亢進によるものと考えられる。 寝つきの悪さに、めまい、疲労感(精神的疲労、体力低下)、気力不足(力が出ない、しゃべりたくない)などの症状を伴う場合は、心脾両虚の症候に属します。 頭が重い、めまい、舌が赤い、苔が黄色く脂っぽい、脈が滑りやすいなどの症状を伴う寝つきの悪さは、痰熱心擾症候群に属する。 寝つきが悪く、めまい、耳鳴り、腰膝痛(腰や膝のあたりが痛く、力が入らない感じ)、ほてり(熱感が爆発する感じ)、寝汗(就寝後に異常な発汗があり、起床後に止まる)、五心熱(手足の心臓が熱くなり、胸や心臓の熱に刺激されて自意識過剰になる)、水分が少なく喉が乾くなどの症状がある場合は、心臓と腎臓の連絡がうまくいっていない症候群に属します。 具体的な診断には医師との相談が必要である。