尿中マイクロアルブミン/尿中クレアチニン比が60mg/gの場合は軽度の上昇であり、重篤かどうかは上昇の原因に関係し、患者の臨床症状やその他の特殊な状況と合わせて判断する必要がある。 尿中マイクロアルブミン/クレアチニン比の上昇は腎炎症候群によくみられ、浮腫、高血圧、血尿、蛋白尿が臨床症状として現れる。 急性糸球体腎炎はそれ自体で治癒することがあり、予後は良好で、一般に重篤ではない。慢性糸球体腎炎の状態は長期化し、最終的には尿毒症に発展し、より重篤になる可能性がある。 尿中マイクロアルブミン/クレアチニン比の軽度上昇は、機能性蛋白尿や姿勢性蛋白尿などの無症候性蛋白尿でもみられる。 ほとんどの患者は腎機能が安定しており、中には自然に回復する場合もあり、通常は重篤な状態にはならない。 尿中マイクロアルブミン/クレアチニン比が上昇している場合は、入院させ、原因を明らかにし、医学的アドバイスに従って適時に治療すべきである。