抗リン脂質症候群の診断は、少なくとも1つの臨床的基準と1つの臨床検査基準を満たすことによって確定される。 臨床検査基準には、ループスアンチコアグラント抗体、抗カルジオリピン抗体、抗β2糖蛋白I抗体の3つがある。 1.国際的なガイドラインに従って検査された血漿中にループスアンチコアグラントが存在し、少なくとも2つの陽性があり、それぞれの陽性期間は少なくとも12週間であること。 2.標準 ELISA 法により、血漿または血清中に高/中力価の IgM/IgG 型抗カルジオリピン抗体が検出され、そ れぞれ 12 週間以上の間隔をおいて少なくとも 2 回の検査結果が得られること。 3.標準 ELISA 法では、血漿または血清中の IgM/IgG 型抗β2 糖蛋白 1 抗体を、12 週以上の間隔で少なくとも 2 回検出する。 臨床的基準とともに、上記の実験的基準のいずれかを満たす場合に、抗リン脂質症候群の診断が確定する。