肺コンプライアンスの正常値は?

正常成人の肺コンプライアンスの正常値は、落ち着いて呼吸しているとき、水柱1cmあたり0.2リットルである。
肺のコンプライアンスとは、単位圧力あたりの容積の変化を指し、肺組織の弾力性を反映する。 正常な成人の場合、平静な呼吸時の肺コンプライアンスは約0.2リットル/cm水柱である。
肺線維症、肺水腫、急性呼吸窮迫症候群などの疾患患者では、肺コンプライアンスが低下し、吸気性呼吸困難を経験することがある。
逆に肺気腫の患者では、肺の弾性成分が大きく破壊され、肺の収縮力が低下し、肺のコンプライアンスが増大し、呼気性呼吸困難を起こすことがある。
肺のコンプライアンスに異常がある場合や呼吸困難の症状がある場合は、必要な介入や治療を行うため、速やかに医師の診察を受けることが推奨される。