妊婦のトキソプラズマ症感染が胎児に及ぼす影響とは?

妊婦のトキソプラズマ・ゴンディ感染症は、流産、早産、催奇形性、死産などの副作用を引き起こす可能性がある。 トキソプラズマ・ゴンディは日和見病原性原虫で、ヒトおよび多くの動物に感染を引き起こす。 ネコはトキソプラズマ・ゴンディの最終宿主および中間宿主であり、ヒトは中間宿主である。 トキソプラズマ・ゴンディは妊娠中の妊婦が初感染すると、胎盤を介して胎児に感染する。 妊娠初期3ヵ月に感染すると、流産、早産、奇形児、死産を引き起こす可能性があり、中でも無脳症、小頭症、二分脊椎などの奇形児の発生率が最も高い。 妊婦が妊娠第2期にトキソプラズマ・ゴンディに感染した場合、感染した胎児のほとんどは隠れた感染を示し、中には出生後数ヵ月あるいは数年経過するまで症状が現れないものもある。 妊婦のトキソプラズマ感染は深刻な結果をもたらす可能性があり、妊娠期間中はトキソプラズマ症に感染している可能性のあるネコ科動物との接触や、トキソプラズマ症が存在する可能性のある環境で長時間過ごすことを避けることが重要である。