ドレーン開口部が治癒してもまだ空であるのは、ドレーン開口部の偽癒合によるものである。 多くの場合、感染巣の存在や手術創の滲出液のために術後にドレーンチューブが留置されるが、これは胸腔や腹腔骨盤腔などの間質腔から体液を排出し、感染症の凝集を避ける役割を果たすと同時に、滲出液はドレーンチューブの周囲に沿ってしみ出し、皮下筋組織に集まる。 ドレーンを抜去した後、皮下筋組織内の液体が十分に排出されないと、皮膚の治癒や皮下液の空洞形成、さらには感染症につながるので、ドレーンを抜去する際には状況に応じてガーゼストリップを置いてドレーンを排出する。 ドレーンを留置した場所に空洞がある場合は、適宜薬剤を交換し、表皮を開いて傷口をきれいにし、ドレーンを留置して治癒を促す必要がある。