痰湿の舌苔は白く脂っこい苔であり、水飲の舌苔は白く滑りやすい苔である。
1.痰湿症候群とは、痰や濁った痰が内臓の間に溜まったり、流れたりすることを指し、主な臨床症状は、咳や痰、痰の粘稠性、胸のつかえや嘔吐、吐き気や悪心(食欲がない、食事が少ない)、痰や唾液の嘔吐、めまい、立ちくらみ、肥満、あるいはめまいや痰が喉の間で鳴る、あるいは振戦せん妄、手足のしびれ、麻痺(手足の片側が自由に動かせない)、舌苔の脂っぽさ、静脈の滑りやすさなどである。
2.水飲症とは、腔内あるいは胃腸内に飲邪が蓄積するもので、臨床症状としては、胸部緊満感や心窩部膨満感、水様音、水嘔吐、胸部圧迫感、動悸、息切れ、横になれない、体や関節の痛みや重苦しさ、咳や痰があり、白く透明な質感、めまいやふらつきがあり、舌苔が白くぬめりがあり、脈が筋状あるいは滑脉状である。
痰や水っぽい舌苔がある場合は、遅れないように早めに病院に行くこと。