胸部中央の痛みの原因としては、外傷、血液悪性腫瘍の浸潤、悪性腫瘍の胸骨への転移、炎症性疾患などが考えられる。
1.外傷:胸部に激しい衝撃が加わると、局所の軟部組織の打撲や胸骨の骨折を引き起こすことがあり、押すと明らかな圧迫感と痛みがある。
2.血液悪性腫瘍の浸潤:血液悪性腫瘍が胸骨の骨髄に浸潤した場合、胸骨圧迫痛が現れることがあり、これは主に白血病、リンパ腫、多発性骨髄腫に見られる。
3.悪性腫瘍の胸骨転移:多くの悪性腫瘍が胸骨や肋骨に転移し、骨破壊や病的骨折を引き起こし、胸骨圧迫痛を生じることがある。
4.炎症性疾患:胸骨骨髄炎、肋軟骨炎、縦隔炎などがあり、いずれも胸痛の原因となる。
できるだけ早く病院を受診し、胸痛の原因を突き止め、的確な治療を行うことをお勧めする。