小さなぶつぶつがある脂っぽい頭皮から抜け毛が増えるのはなぜ?

脂漏性皮膚炎は、皮脂の過剰分泌、マラセチア感染、免疫反応、皮膚バリアの破壊、遺伝など、内因性要因と外因性要因が組み合わさった結果起こる。 1.過剰な皮脂分泌:アンドロゲンの影響により、思春期の男女に脂漏性皮膚炎が発生し、女性よりも男性の方が皮脂分泌が多く、脂性肌になり、毛穴が詰まりやすく、毛嚢炎を引き起こし、重症の場合は毛包が侵され脱毛症を引き起こし、再発しやすい。 2.マラセチア感染:マラセチアは皮脂を分解することによって人体内で生存・繁殖し、炎症反応を引き起こす。 3.免疫反応:脂漏性皮膚炎患者ではTリンパ球の機能が低下していることがいくつかの研究で明らかになっており、これはAIDSなどの身体の免疫不全に関係している。 4.皮膚バリアの破綻:過剰なクレンジングや毛染めの刺激などにより皮膚バリア機能が損なわれているため、局所的な刺激に敏感になり、微生物や毒素の刺激を受けやすくなっている。 5.遺伝的要因:脂漏性皮膚炎には遺伝的相関がある。 小さなぶつぶつや脱毛を伴う頭皮脂の症状がある場合は、症状を長引かせないためにも、早めに受診して治療を受けることをお勧めする。