陽子重イオンでは大腸がんは治せないのが現状である。 がんに対する陽子線重粒子線治療という新しい技術は、がんを攻撃する医療分野での注目の的となっており、多くの腫瘍の治療に広く用いられている。 しかし、腫瘍の治療には、それぞれの治療法ごとに適用範囲があるため、陽子重イオン技術をすべてのがんの治療に用いることはできません。 以下の場合は陽子線重粒子線治療を適用できない。 1.非固形腫瘍:白血病などの血液腫瘍。 2.空洞臓器の腫瘍:胃がん、食道がん、大腸がんなど。 3.遠隔転移が多発し、転移巣が3個以上の腫瘍。 4.1年以内に体の同じ部位に放射線治療または放射性粒子注入を受けたことがある。 陽子線重粒子線は大腸がんを治癒させることはできないが、大腸がんの根治手術後に大腸がんが早期発見され、タイミングよく手術が行われれば、5年生存率は依然として良好である。