なぜ無症候性感染が起こるのか

無症候性感染症とは、一般に新冠肺炎の診断型として用いられるもので、肺CTで肺炎を認めないなど、感染者に画像症状がないものをいい、その出現には主に免疫力、ワクチン接種、ウイルスの病原性などが影響する。 1.免疫力:患者の免疫力が正常または強く、体内にウイルスに対する免疫バリアが存在する場合、ウイルスが体内に存在しても、体内の免疫機構により容易に除去され、免疫反応を起こしにくく、肺CTで肺炎が出現しない。 2.ワクチン接種:ワクチン接種を受けると、抗体がウイルスを認識する能力を持ち、ウイルスが人体に侵入したばかりの時、ワクチンの防御効果により、ウイルスの複製と拡散が最初に抑制され、体内に存在する量と病原性が低いレベルになるため、感染しても肺CTで炎症が現れない患者がいる。 3.病原性:症状の有無はウイルスの病原性に関係し、例えばオミクロンウイルスはデルタウイルスに比べて病原性が低下しているため、人体の免疫力が低下し、症状があまり目立たないか、あるいは肺CTの画像症状がなくても症状が現れます。 免疫反応に影響を及ぼす他の併存疾患の存在など、無症候性感染症の原因は他にもたくさんあり、増悪を避けるためには発症時に医師に相談することが重要である。 補足:本稿では、「ネオコロナウイルス肺炎」「新型コロナウイルス肺炎」という用語は、2022年12月26日、国民健康委員会の発表により「新型コロナウイルス感染症」に改称された。