皮下壊疽の症状は?

皮下壊疽は、身体の圧迫された部位に発生し、背中や臀部が最も多いが、後頭部、仙骨、脚などにも発生する。 症状には局所症状と、局所痛、発熱などの全身症状がある。 1.局所症状:圧迫部位の皮膚温が上昇し、発赤・腫脹し、触診時に疼痛がある。局所硬結がみられ、周囲組織との境界が明瞭でない。病変の進行が速く、数時間以内に病巣が急速に発生・拡大することがある。この時、病変部位の皮膚は暗赤色を呈し、感触が軟らかくなり、圧迫時にゆらぎ感があることがある。 切開排膿が間に合わないと、皮下組織が壊死し、内容物が血液となり、皮膚中央部が黒く変色し、皮膚が破れて膿が流れ出ることもある。 2.全身症状:痙攣、高熱など、体温は40℃に達することもある。 また、チアノーゼ、眠気、せん妄、昏睡、腹部膨満、呼吸困難、皮膚打撲、点状出血などがみられる。 体温が上がらない重症のものもあり、中毒性ショックとして現れ、生命を脅かすことさえある。 長期寝たきりの患者や新生児に違和感がある場合は、総合的な検査を行う必要がある。 局所的な皮膚の発赤や境界のはっきりしない腫脹が認められた場合は、直ちに医師の診察を受け、適時治療措置をとることが推奨される。