苧麻の根は何に効くのか?

苧麻の根は胎児の不穏、子癇前症、血尿の治療に用いることができ、腫れ始めの癰腫の治療に外用することができる。
苧根はウコギ科の苧麻の根茎と根を乾燥したもので、味が甘く、性質が寒で、心・肝・腎・膀胱の経絡に属し、血を冷やし、出血を止め、胎児を落ち着かせ、熱を取り除き、毒素を取り除く効能があり、胎児の不穏、月経前流産、血尿、腫れ始めの癰の治療に外用できる。
本剤は血瘀(温病・魏気・営血の4期では最も深い病期に属する)に入り、血瘀に熱があり、血に障害があり、血の道があふれているすべての出血状態に応用できる。
膀胱経に入るので利尿作用もあり、熱と体液を排出する力がある。 そのため、下焦に熱があり、静脈や経絡が損傷し、血液が無理に流れている場合の血尿や出血(痛みを伴う血尿)に最も適している。 単独でも、小柴胡湯や白毛玄と併用してもよい。
本剤は血を冷やして止血するだけでなく、肝経に入って肝熱を清め、胎児を精神安定させることができ、胎児を精神安定させる重要な薬とされてきた。 胎動は血熱によることが多いので、本剤は熱を清め、胎動を鎮めることができる。
本剤は寒性で、清熱解毒作用があり、癰腫の初期に用い、生の苧根を叩いて外用する。
苧麻根の副作用や禁忌はわかっていない。 必要な場合は、専門の漢方医の指導のもとで使用してください。