中上腹部点は、上腹部の前正中線上、へその中心から4センチ上に位置する。 中脘は、胸剣結合の中間点から臍までの線の2分の1の位置にある。 このツボは、気経八脈の任脈に属し、主に胃痛、嘔吐、呑酸(胃から口やのどに駆け上がってくる酸を飲み込むこと)、腹部膨満感、しゃっくり、食欲不振、消化不良、黄疸のほか、咳や痰、不眠、てんかんや癲癇などの病気に用いられる。 中脘は痰を解消する鳳龍点と、胃痛を治療する足三里点と、嘔吐を治療する奇海点と丹中点と、不眠症や汚れた焦燥感(動揺して落ち込んだり、悲しくて理由もなく泣きたくなる)を治療する百会点、足三里点、神門点と、胃潰瘍を治療する肝兪点、太衝点、三陰交点、公孫点と、胆道性腹水症を治療する胃兪点、涼門点と併用する。 また、陽池や子宮のツボとも併用し、月経障害を治療する。 ツボは専門の鍼灸師が取るべきで、自分でやみくもに操作してはいけない。