肝性腹水は看病する人に伝染することはない。 肝性腹水が生じる機序は、肝疾患によるアルブミン合成の低下により血液中のコロイド浸透圧が低下し、血管内の体液が腹腔内や組織間質に漏れ出て腹水を形成する。 また、肝疾患によって門脈血流が阻害されると、門脈圧が上昇し、体液の滲出が起こりますが、この滲出した体液には病原体は含まれておらず、感染性はありません。 また、B型肝炎による肝硬変の場合、B型肝炎ワクチンを接種していない人や、B型肝炎ウイルスに対する抗体が体内から消失している人が、患者と密接に接触したり、患者の体液に触れたりすると、B型肝炎ウイルスに感染することがありますが、肝性腹水との関係はありません。 腹水が溜まっている場合は、医師の指導の下、病気の原因や治療法を明確にし、自己判断で薬を服用せず、病状を悪化させないよう、早めに医師に相談することをお勧めします。