ファルネソールの投与量について

遠志の服用量は通常3g~10gであるが、具体的な服用量は医師の指導を受けるべきである。 遠志は精神を安定させ、知性の発達を促し、心腎を運化し(心の火は下降し、腎の水は上昇し、互いをコントロールする)、痰を排出し、浮腫を鎮める作用がある。 遠志は苦・辛・温の性質で、心・腎・肺の経絡に属し、臨床では心腎機能障害(心火亢進・腎陰虚、心腎の生理機能障害)による不眠症、夢過多、物忘れ、動悸、恍惚感、咳痰、ただれ、乳房の腫脹・疼痛などによく用いられる。 心火亢進、腎陰虚亢進(陰液不足、陽気亢進)のあるものは禁忌である。 遠志は単独で用いるほか、他の薬と組み合わせて用いることもある。例えば、痰が心の開口部を塞いでいるために起こるてんかんや発作の治療には、桂枝茯苓丸、天麻、蝎子などと一緒に用いることが多い。てんかん性けいれんの治療には、痰を払い開口部(痰を取り除いて開口部を開き、心を目覚めさせること)を整える桂枝茯苓丸、明礬、釣藤鈎などの薬と組み合わせて用いることが多い。 必要な患者は医師の指導のもとに服用することを勧められる。