認知症は重度の認知機能障害である。 認知症は重度の認知機能障害であり、認知症かどうかを判断するためには、いくつかの側面から総合的に判断する必要がある。
1.病因:主に中枢神経病変、脳血管病変、脳外傷、頭蓋内感染症、代謝障害、遺伝性疾患などの原疾患によって引き起こされる。 例えば、アルツハイマー病は老年期の重篤な神経認知障害(痴呆)の中で最も多く、痴呆患者全体の50%以上を占めている。
2.臨床症状:最も早い症状は最近の出来事を忘れることで、これも中核的な臨床症状の一つである。 さらに、物事の理解力や判断力の低下、学習能力や作業能力の低下、気分の大きな変動、セルフケア能力の低下や喪失もみられる。
3.診断と治療:病歴、家族歴を十分に理解し、認知機能評価尺度(CAS)による定量的評価を行う。 また、他の症状(せん妄など)との鑑別も必要である。 治療の原則は患者のQOLを改善することであり、認知症に特効薬はないため、対症療法が必要となる。
認知症の判断には、医療者の豊富な知識と臨床経験が必要であり、患者の全身状態から判断しなければ、他の疾患と混同されやすい。
認知症が疑われるような臨床症状がみられた場合には、できるだけ早く神経内科や精神科を受診し、専門的な治療を受けることをお勧めする。