右大脳基底核脳梗塞の回復期におけるめまいは、風眩と清熱内動、または清陽が上昇せず(軽快清陽が上昇できない)、脳経の栄養が失われてめまいを起こすことがほとんどであり、患者の臨床症状に応じて薬を使い分ける必要がある。
1.肝陽過多(肝陽が過多で、めまい、立ちくらみ、頭痛などを起こす):臨床症状として、めまい、耳鳴り、頭や目の膨張感や痛み、焦り、イライラ、口の苦味、顔の紅潮などがある。 治療原則は、肝を鎮めて陽を鎮め(肝に昇る陽気が多すぎるのを抑える)、火を清めて風を鎮める。 天麻黄湯がおすすめ。
2.痰湿閉塞症候群:めまい、目隠しのような頭の重さ、回転視野、胸苦しさや吐き気、痰や唾液の嘔吐などを伴うことが多い。 痰湿を解消し、脾を強め、胃を調和させる半夏厚朴湯が勧められる。
3.気血両虚症候群:めまいの増強、顔面蒼白、倦怠感(精気がない)、自汗(日中に不随意に汗をかき、少し動いただけで発汗して悪化する)、疲れやすく怠い、動悸、過眠などの症状があり、気血を補い、心と脾を補う治療として、桂枝脾湯を選ぶ。
4.腎精不足:沢桂圓を選び、肝腎を養い、精を補い、骨髄を補う(人体の精を補い、骨髄の発育を促進する)。
主治医に相談し、診察・診断の上、服用を指導してください。