サル痘ウイルスの予防法

サル痘ウイルスを予防する鍵は、感染源を抑え、感染経路を絶ち、感染しやすい人を守ることにある。
疫学調査の結果、サル痘の主な感染源はサル痘ウイルスに感染したげっ歯類であり、サル、チンパンジーなどの霊長類やヒトも感染後に感染源となる可能性がある。 したがって、感染地域では感染源との接触をできるだけ避ける必要がある。
感染経路を絶つという観点からは、サル痘ウイルスは粘膜や破れた皮膚から人体に侵入しますので、感染動物に咬まれたり引っかかれたりして感染しないように、感染動物にはできるだけ近づかないようにする必要があります。
患者の場合は、主に人との密接な接触や飛沫感染によって人から人へ感染するため、ウイルスに汚染されたものに接触して感染しないよう、日常生活での身の回りの予防を徹底し、日常的な消毒作業に注意する必要があります。
サル痘ウイルスは一般に集団に感染しやすいため、サル痘予防のための特異的なワクチン製剤はありませんが、過去に天然痘ワクチンの接種を受けた人にはサル痘ウイルスに対するある程度の交差防御があるため、天然痘ワクチンの接種で予防効果を得ることができます。