CEAが正常でも胃内視鏡検査は必要ですか?

カルシノエンブリオニック抗原(CEA)として知られるCEAの正常値は、消化管悪性腫瘍を除外することはできず、消化管悪性腫瘍が疑われる患者には依然として胃内視鏡検査が必要である。
CEAの上昇は消化管悪性腫瘍でよく認められるが、消化管悪性腫瘍の患者全員がCEAを上昇させるわけではないので、CEAが正常値であっても消化管悪性腫瘍の可能性を否定することはできず、特に腫瘍の早期ではCEAは上昇しないことが多く、早期診断的価値に欠け、CEAが上昇している患者の多くは腫瘍の進行期であることが多い。
悪性腫瘍の家族歴、ヘリコバクター・ピロリ菌の感染歴、長期にわたる消化管の慢性炎症や潰瘍、長期にわたる不規則な腹痛、腹部膨満感など、消化管腫瘍の高危険因子や症状がある場合は、できるだけ早期に前癌病変を発見し、できるだけ早期に介入して病気の進行を防ぐために、CEA値が正常値であってもやはり消化管内視鏡検査を受けることをお勧めする。