高齢者のめまいや下肢脱力は、生理的な要因のほか、鉄欠乏性貧血、低血糖症、高血圧、一過性脳虚血発作などが原因となることもある。
1.生理的要因:最近の高齢者が十分な休養をとらず、脳や身体に過度の疲労が蓄積している場合、めまいや下肢脱力感を引き起こし、精神状態の低下、眠気などを伴うことがある。
2.鉄欠乏性貧血:高齢者が鉄欠乏性貧血になると、赤血球の減少により、脳が慢性的に酸素不足になり、めまい、脚気の原因となり、顔面蒼白、食欲不振などを伴うことがある。
3.低血糖:糖尿病の既往のある高齢者に多く、血糖コントロールが厳しすぎるために低血糖を起こしやすく、めまい、脚の脱力感、パニック、発汗過多などを伴うことがある。
4.高血圧:特に高血圧の既往がある場合、血圧コントロールがうまくいかないと、めまい、脚の脱力、吐き気、さらには嘔吐を起こすことがある。
5.一過性脳虚血発作:高齢者に多い動脈硬化があると、一過性脳虚血発作を起こしやすく、めまい、脚の脱力感を示すことがあり、体の片側が急にしびれたり、急に倒れたりするなどの症状を伴うこともある。
高齢者のめまいや足の脱力感には他の原因も考えられますので、専門医の指導のもと、適時に医師に相談し、原因を診断し、的確な治療を行うことをお勧めします。